リハビリテーション科のご紹介

診療・各部門

リハビリテーション室

当院のリハビリテーション科では、患者様の日常生活の改善および自宅・社会復帰を目標に急性期から慢性期における総合的なリハビリテーション治療を行っています。スタッフは、常勤専門医、リハビリテーション室スタッフ(理学療法士15名、作業療法士5名、言語聴覚士2名、体操訓練士1名)、ソーシャルワーカー2名、義肢装具士3名です。当院リハビリテーション科の特色は、以下の通りです。

  • 急性期から慢性期における総合的リハビリテーション治療の実施
  • 充実したスタッフによる連携した治療の実施
  • ケース会議をはじめとするカンファレンスを定期的に実施
  • 嚥下障害に対してVF検査、栄養サポートチームの活用
  • 常勤の義肢装具士による補装具の作成

なお当院のリハビリテーション施設は、脳血管疾患等リハビリテーション料(I)、運動器リハビリテーション料(I)、呼吸器リハビリテーション料(I)の要件を満たす施設であり、回復期リハビリテーション病棟も設置しています。また地域リハビリテーションの一環として、介護保険事業(訪問リハビリ、通所ケア)も行っています。

担当医師

医師 専門分野
霜田 直史 (非常勤) リハビリテーション全般

外来診療担当表 予約制

リハビリテーション科 霜田 直史
(午後診療)
  • 木曜日予約制 午後1時30分~4時30分
  • 再来患者様のみとなっております。(新規の患者様の受付はございませんので予めご了承ください)
  • ボトックスのみ木曜日に新患予約が取れますので電話でのご予約をお取りください。
  • 「外来診察について」はこちらをご覧ください。

回復期リハビリテーション病棟

会議風景

回復期リハビリテーション病棟とは、脳梗塞,脳出血などの脳血管疾患,骨折や人工関節手術後など、回復期(発症後2ヶ月以内)に移行し、リハビリテーションを必要とする患者様を対象に集中的な日常生活訓練等を行い、在宅復帰、社会復帰を目指す病棟です。回復期リハビリテーション病棟は,在宅復帰率が60%以上であることが定められています。 spacer-75030

対象となる疾患
  • 脳血管疾患(脳梗塞,脳出血など)、脊椎損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント手術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷等の発症後もしくは手術後の状態または義肢装着訓練を要する状態(発症または手術後2か月以内)
  • 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節もしくは膝関節の骨折または2肢以上の多発骨折の発症後または手術後の状態(術後または発症2か月以内)
  • 外科手術または肺炎等の治療時の安静により廃用症候群(治療上の安静のために、日常生活能力が低下した状態)、手術後または発症後の状態(術後または発症2か月以内)
  • 大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靭帯損傷後の状態(損傷後1ヶ月以内)
  • 股関節または膝関節の置換術後の状態(手術後1ヶ月以内)
  • 医学的判断により,上記に準ずる状態

当院では,脳梗塞,脳出血などの脳血管疾患では発症後,骨折や人工関節手術後では手術後,一定期間が経過し状態が安定した段階で,回復期リハビリテーション病棟へ転棟します.転棟後,在宅復帰に向けて他部門と協力しながら積極的,集中的にリハビリテーションを実施します.