診療・各部門
インタビュー
プリセプター3年目 内科病棟 Iさん
3年目の看護師として、今年度はプリセプターになることになりました。振り返ってみると入職当時は失敗も数多く、実力の無さを実感して落ち込んでいるときに、私のプリセプターから「一緒に頑張ろう」と励まされ、また支えていただいたことで、この病棟で働けてよかったと思うようになりました。今度は、わたしの番です。新人だった頃を思い出しながら、どんな時でもプリセプティの支えになって一緒に成長していきたいと思います。そしてそのプリセプティが成長した際に、同じ思いで後輩を見守ってくれればと思います。
プリセプティ5年目 整形外科病棟 Yさん
新人研修では、学生の頃には実際に行ったことのない技術(採血・輸液ポンプ・ミキシング)の研修を受けることができたので、実際に病棟に入ってみると安心して患者さまに実施できました。夜勤を始める頃には急変時の対応、心臓マッサージの研修を受け無事に夜勤を行うことができました。研修に参加することで、病棟で実際に行っている看護の根拠も学ぶことができ、今ではさまざまな技術や知識を得てケアを行っています。これからも先輩たちのように、知識、判断力のある看護師になれるように学習していきたいと思います。
病棟看護師長 Uさん
加速する高齢化の日本社会の悩みにも近い「認知症の方のケア」は、看護の質を左右すると言っても過言ではありません。それは「認知症看護」が看護部長のメッセージにもあります「関心を向ける・気づく」という感性が軸になっているからです。当院に入院される認知症の患者さんが、病院という非日常的な環境になじみ、穏やかな気持ちで療養できることを目標に看護をしています。中には解決困難な症例もありますが、無表情から一瞬の笑顔やほっとした様子がみられたら大成功。その時は「やりがい」を感じます。認知症看護の醍醐味は「悩むことで深まる看護」だと実感する日々です。