【湯河原つうしん】第3回西湘RAスタッフミーティングの報告です

去る9月27日(土)に「第3回西湘RAスタッフミーティング」を行いました。

 今回で第3回をむかえた西湘RAスタッフミーティングは、西湘地区より7施設の病院、医師、薬剤師、看護師の25名の参加で開催されました。

今回は帝京平成大学健康メディカル学部教授、当院リウマチ科客員部長である仲村一郎先生による「ナースのためのリウマチ講座~RAの基礎からバイオ製剤まで~」というテーマで講義がありました。関節リウマチの薬物治療の歴史について、ヒポクラテスの話より病気の考え方(人間の自然性について)や、RAを発症していたと思われる有名な画家の話など大変興味深い講義をされました。

 また、当院のリウマチケア看護師2名による、「リウマチ治療を支える看護師の役割~症例より患者指導について振り返る~」というテーマで症例発表がありました。再入院を繰り返す患者、家族への関わりや、バイオ製剤を投与している患者のセルフケア向上のための看護師の関わりについてなど、患者指導について振り返りをしていました。その中で病棟看護師と外来看護師の連携や、医師や薬剤師(院外薬局)等を含めた、チームで患者の情報を共有することが大事であるというディスカッションがされました。

今回、参加者の間で西湘地区のリウマチ知識の向上のため、継続した勉強会の開催等の話も聞こえてきました。

arrow072_12 「湯河原つうしん」はこちらをご覧ください。