平成27年3月4日、当院主催にて第2回健康セミナーを開催いたしました。
第2回のテーマは、「介助者の身体を守る介護方法 ～患者様(被援助者)の能力を生かすためには」で、湯河原地区の医療・介護関係者約50名の方にご参加いただきました。当院リハビリテーション室スタッフによる講義の後、実技によりご参加された皆様に介助者の身体を守る介護方法を体験していただきました。
介助者の身体を守るためには、①患者様ができることを確認する、②残存している機能は、発揮してもらう、③動作を始める構えを作る、④「いつ」、「何をしてもらうか」を介助者が意識する、⑤重さの釣り合いを利用する。
以上のことが必要であることを講義やデモンストレーションで説明し、実際に起き上がりや移乗動作で体験していただきました。ご参加された皆様からは、「自分の体が楽だ」、「あまり力を使わないのね」などの意見をいただきました。今後もこのように湯河原地区の皆様の助けとなるようなセミナーを開催していきたいと思っております。
