看護部のご紹介
JCHO湯河原病院は、神奈川県最西端の自然豊かな高台にある病院です。 湯河原病院は町の人びとの暮らしの息づかいを日々感じながら、地域とともに成長し続けてきた病院です。その長い歴史の中で、私たちの先輩は常に看護のチカラを見つめながら看護の質・水準にこだわり続けてきました。それは、当院の看護部の理念にある「信頼に応えられる良質で温かみのある看護の提供」こそが、私たちに求められる使命であり役割であるという強い信念が、多くの知識・技術とともに受け継がれてきたからだと思います。
当院では35年前から看護の質の評価として、看護過程評価を行っています。看護実践を振り返ることによって、より良質な看護を探求し、医療環境の変化や看護師に求められる役割の変化にも柔軟に対応できる看護師を育成しています。クリニカルラダーに基づいた教育は10年を超え、ナラティブ手法を用いて患者さんとの関わりの場面を再構成することで、自分自身の看護を見つめなおすリフレクション効果が得られています。また、月例の家族看護の事例検討会も、幅広い経験年数の看護師の活発な意見交換によって、家族機能に応じた看護を学ぶだけでなく、相互の成長が確認できる満足感の高い学習の機会となっています。看護の質の評価は、過程評価のほかに25年前より構造評価、11年前より結果評価を加え現在に至っています。これらを通して自分達の看護を客観的にとらえることができ、さらなるステップアップを目指すための指標として役立っています。
湯河原町の高齢化率は、2015年1月現在すでに35%を超え、10年後の高齢化率は約48%と予測されています。後期高齢者は約30%の予測ですので、今こそ医療と介護の共存によって、地域の人びとの健やかな暮らしの安心のために、私たちの持てる力をさらに発揮しなければならない時だと考えています。
「上質で温かみのある看護」を共に語らい、創造性豊かな看護を実践できる環境を大切にし、地域の期待に応えられる看護部であり続けたいと思います。
JCHO 湯河原病院
看護部長 小池 由紀恵
看護部の特徴
仕事と子育ての両立支援
子育て支援
保育室の充実
- 0才児保育(生後7ヶ月から)
- 休日保育(第1・3土曜日、第2・4日曜日)
- 休日のみの保育室の活用
- 夜勤明け看護師が休養できるための子の一時的な受け入れ
- 院内研修日の保育時間の延長
- 給食の提供
子の看護休暇の積極的な活用
多様な勤務形態
- 2交代・3交代の選択
- 夜勤回数の考慮
- 短時間勤務者の採用
- 日勤・夜勤専従